出版社 | 南江堂 |
編集 | 様々 |
ページ数 | 350〜450 |
改定 | ? |
価格 | 2,000円前後 |
分野 | 免疫、微生物、薬理、薬事法規、物理生物 生化学、解剖生理、薬物治療、生物 |
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講談社が手掛ける医学系入門書である。そもそも講談社は医学書専門出版社ではなく、本シリーズも「知識のない人にわかりやすく」というような内容となっている。医学書としてはかなり薄く、対象は入門者や一般人である。好きになるシリーズと同じような位置づけの教科書である。しかし、その内容は侮れず、知識量でなく、理解力で勝負する科目などは、本シリーズが非常に大きな力を発揮する。
構成としては見開き1ページで一つのテーマを解説する簡略化されたイラストを用いて専門用語をわかりやすく説明している。1テーマ(2ページ)5〜10分で完了することができるため、気軽に何回も目を通すことができる。
お薦めは、免疫学と生化学である。特に免疫学が秀逸であり、免疫形成過程の複雑な反応をわかりやすく、的確なイラストで解説している。ただ、微生物学、解剖学は暗記要素の強い科目なので、情報量の少ない本シリーズはあまりお勧めできない。
章末には練習問題があり、復習にも最適である。
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